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ARTIST-MAL’s blog

自由に生きたい雑食アーティストMALのブログ

イギリスの美大 ARTIST-MAL's blog

アートワールド

最近は留学も結構よく聞く話で、イギリスの美大も年々日本人が増えているらしい。

美術留学を考えている人の為に、ちらっと私が通っていた学校をご紹介しましょ。

 

もう10年以上前の話だが、日本が息苦しかった私は、

イギリスって現代美術が盛んらしい、そんな風の噂をききつけ、3日も悩まずに進学を決めた。

 

よく海外の大学は「入るのは簡単で出るのは大変」と聞いていたけれど、

当時NICE TO MEET YOU!!さえマトモに言えなかった私にとっては、入るのもそれなりに苦労はした。

 

高校最終学年から1年間、私としてはけっこーマジメに英語に取り組んで、イギリスの大学に入る為のIELTSという英語の試験で、6を取得した。

(当時は専門学校5、大学6、大学院7以上というのが基準だったと思う)

英語もよくわからない日本人が日本から申し込むにはあまりチョイスもなかったので、

イギリスの中でもマンモス校と言われ、留学生受け入れも整っているロンドンインスティチュートに無事入学。

(詳しくは書かないけど、おススメはしません。。。)

 

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 雰囲気はいいんだけどねぇ。。。


2年目から学校を変え、快適な美大ライフが始まりました。

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 一人当たりが使える制作スペースが広い!!! 汚い!!!

 

さて本題に入ると(前置き長っ)

高校時代も美術をカジっていた私にとって、イギリスの美術と日本の美術の、ベースの考えが全く違うことに衝撃ドーン。

 

日本でも大学で美術を専攻していたら、違ったのかも知れないけど、

私が知っている限り、日本では「うまく描くこと」「美しさや侘しさや強さを表現すること」などが求められていたように思う。

でもイギリスでは、「なんでこの色か」「なんでここに線があるか」「なんで白いキャンバスか」etc、「なんで?」をトコトン突き詰めることを求められた。

 

そして日本では技術や色彩学などを勉強をするらしいが、

イギリスではそういう授業はなく、朝から夜までただひたすら絵を描いていた。

 

英語わっかんないし、そもそも言葉にすることが苦手で、特別自分の絵で伝えたいメッセージなどない私にとって、イギリス美術の世界はとってもとっても窮屈だった。

ジャクソン・ポロックやバスキア、アウトサイダーアートを持ち出して、私なりに一生懸命自分の作品を説明するのだが、説明している自分自身が一番違和感で、無理してる感があった。

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ぶっちゃけ、なんで描くのかなんて、どーでも良くね?って思ってた。

だって私、絵の具触ってんのが好きなんだ。

石膏かき混ぜて変なオブジェ作るのがたのしーんだ。

 

でも、なぜ描くのか、なにを伝えたいのか、を説明出来なければ、

「アーティストとしてイケてない」空気だったので、考えて考えて考えて考えて、4年くらいついた。

 

今、距離を置いて思うのは、イギリスの美大がそういう世界だっただけであって、

人それぞれの「アート」のとらえ方があっていいんだと思う。

でも、学校選びや、そもそもアートするのに学校入る意味あんの?ってことは、一回考えてもいいのかもしれない、と思う。